丹波竜の里里のニュース

里のニュース

※ 上久下恐竜の里づくり協議会では、地域の話題満載の「かみくげ恐竜の里新聞」を毎月発行しています。 以下のページでごらんください。

かみくげ恐竜の里新聞のページ



2016/3/20

上久下少女バレーボールクラブ結成35周年記念大会開催

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上久下少女バレーボールクラブは結成35周年を記念して、3月5日に丹波市・篠山市・三田市から 24チームが集まる交流大会を開催しました。開会式では竹内新二監督25周年セレモニーも行われ、 現チームメンバーやOGから花束と記念品が贈られました。竹内監督は、OG達から「いつまでも元 気で、長生きして下さい」などと優しい言葉と一緒に花を手渡され、照れながら受取っていまし た。上久下小学校など3会場で熱戦を繰り広げた結果、上久下チームの成績は3位。5〜6年生中心 の強豪チームが多い中で、立派な成績だと思います。



2016/3/20

小6ふるさとカレンダーが完成

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上久下小学校6年生児童12人が協力して、卒業記念にふるさとカレンダーを製作しました。 慧日寺や川代公園など一人ずつ地域内の気に入った場所を選び、約一ヶ月掛けて版画にしたもの であり、12枚とも力作揃いの立派なカレンダーになりました。児童たちは「細かい所まで彫るのが 難しかったけど、インクを塗って刷り上がった時にやり切ったと思った」と感想を話してくれました。 地域づくりセンターにも分けてもらって、大事に飾っておきます。



2016/1/20

新年に夢と希望を

上久下地域自治協議会会長 村上茂

上久下地域のみなさん、明けましておめでとうございます。今年の正月三が日は、元旦に大雪に見舞われた昨年に比べ大変暖かい 正月休みでしたが、皆さんご家族お揃いで新年をお祝いされたことと思います。

今年は丹波竜化石発見から丁度10年の節目を迎えます。昨年3月には元気村かみくげに完成した「恐竜ひろば」が丹波市内外の 多くの人たちの注目を集めることになり、また、6月には「広田のつり橋」が立派に修復され、地元のみならず地域を訪れる ハイキング客らに上久下の名所として愛される施設となるでしょう。今年も引き続き丹波竜の里計画に基づいて、発掘現場付近に 展望台公園が整備され、元気村から発電所までの川沿いに遊歩道が予定されるなど、ますます恐竜の里も充実してきます。

新年早々にマスコミ発表しました「 恐竜もしくは鳥類の卵化石」が話題となり、丹波竜に継ぐ夢とロマンを私たちに与えて くれます。この卵化石発見が意味するところは、正に恐竜たちがこの地、上久下を産卵や子育てに最適な環境と認めてくれたもの で、恐竜たちの生誕地、生息地と言ってよく、全国でこのような場所はどこにもありません。地域民として大変な誇りとする ところです。今年も、丹波竜に加え卵化石も発見される「宝の山」が上久下に存在する、未来に夢あふれる地域として大いに 宣伝し、元気村を拠点とした収益事業に力を入れ、地域の皆さんへの貢献、還元を最大の目標とした色々なまちづくり活動を 推進してまいります。今年一年、皆さんのご協力とご支援をよろしくお願いして、皆さんご家族が平穏無事にお過ごしできる 年となりますよう祈念しまして新年のご挨拶といたします。

上久下自治会長会会長 永井良和

新年あけましておめでとうございます。ご家族お揃いでお健やかに佳き年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。

旧年中は自治会活動にご理解とご協力をいただきまして、大きな事故もなく無事一年を過ごすことができましたことを心より 感謝致しております。昨今は温暖化が進み気象の変化もありましたが、自然災害や台風もなく穏やかな一年を過ごしてまいり ました。上久下が抱えている少子高齢化、人口の減少といった地域固有の諸問題にも皆様と自治会組織が一体になって、困難では ありますが前進できればと思っております。

今年の干支は「 申」で、申は今までの努力が形に成る年だそうです。明るい話題の多い多い年へ、また将来に向かって希望の 持てる年、そして皆様にとりましても実り多き年でありますよう益々のご健勝をお祈り申し上げます。本年も自治会の運営に 変わらぬご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



2015/9/20

地区体育大会が開催される

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第59回上久下地区体育大会が、9月20日に開催されました。晴天の下、大型連休も重なり例年よりも多くの地区住民が集まって盛大に 実施することができました。開会式には辻重五郎丹波市長も来賓で参列してもらって、「活発な地域づくりをしている上久下、そこで 育まれている元気な子どもたちを見ることができて嬉しく思います。朝から地域の方たちがこんなに沢山来ている所は珍しい。」との 祝辞で、より一層大会を盛り上げていただきました。地区対抗競技では太田が総合優勝、下滝が準優勝という結果になりました。



2015/9/20

小水力発電事業の勉強会始まる

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上久下地域自治協議会は県の「住民協働による小水力発電復活プロジェクト推進事業」の補助制度に申込み、地域住民による勉強会や 先進地視察研修の予算を獲得しました。第1回勉強会の案内チラシを全戸配布して、8月29日(土)夜に地域づくりセンターで開催した ところ、関心を持つ40人以上の参加がありました。

専門家による説明で、小水力発電が普及していない背景や先進地事例、上久下に発電所を復活させるための課題や問題点を学んだあと、 質疑応答で参加者から疑問点や意見が活発に出され、年配から若い人まで関心が高いことが分かりました。出席していた県のオブザー バーは「賛否両論があるのは当たり前のこと。若い人たちの考えも聞けて、有意義な勉強会でしたね。」と、高評価でした。年内に 2回目・3回目の勉強会と視察研修及び簡易流量調査を実施したあと、事業を推進するか否かを協議して結論を出したいと考えています。 是非地域の皆さんの協議参加をお願いします。



2015/3/20

パナソニックと協働クリーン作戦

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上久下地域自治協議会はパナソニックエコリレージャパン(事務所、門真市)と協働して、3月21日(日)に元気村周辺の清掃作業を 実施しました。この活動は毎年実施されていて、今年で6回目になります。当日は天候にも恵まれ、パナソニックのボランティア43名と 地元住民50名とがチームを組んで、

  • 3月末に完成する恐竜広場が下り電車から見えやすくなるように、線路側竹藪の間引き
  • 発見現場の景観を損ねている崖の雑木刈取り
  • 元気村から発電所記念館までの路面に恐竜の足跡をペンキで塗る
  • 元気村トイレ横の危険個所の竹柵を新しくする

など、各々約3時間半の作業に汗を流しました。昼食時は地元ボランティアグループに用意してもらった豚汁とお握りをいただきながら、 都会と地元との交流を図ることができました。パナソニックのリーダーからは、「すばらしい恐竜広場ができているのに感心した。 お昼も美味しかったし、来年も楽しみに来させてもらいます。」と感謝の言葉を頂きました。



2015/1/20

新年を迎えて

上久下地域自治協議会会長 村上茂

上久下地区のみなさん、明けましておめでとうございます。 元旦早々は大雪に見舞われましたが、幸い、この地域は大きな混乱もなく皆さんご家族お揃いで平穏にお過ごしになられたことと思います。

昨年は丹波竜化石発見から8年目に当たり、丹波竜が国内で5例目となる新種と断定され、学名がタンバティタニス・アミキティアエと決定しました。 これで丹波竜も世界に誇れる恐竜の仲間入りとなりました。化石発見以来、県や市の行政面からの支援を得て、色々と地域内の活性化を進めてきました。 その中でも、昨年に着工した広田のつり橋の架け替え工事が本年5月に完成します。 元気村周辺には、実物大の丹波竜モニュメントや恐竜すべり台などを備えた「恐竜広場」が3月末に完成します。発電所跡周辺の展望施設、遊歩道 などの整備は来年度末までに順次完成します。

これら新しい施設をうまく利活用して、上久下地域のまちづくり活動を積極的に取り組んでまいります。収益事業をより具体的に検討し、 地域貢献、地域還元を最大の目標として設立した「元気村かみくげ」を活動の中心として色々と事業の展開を図っていきます。 地域のみなさんにも元気村が「自分たち地域の会社」とのご理解のもと、本年の活動にもご協力、ご支援いただきますことをお願いします。 今年一年が地域の皆さんにとって、夢と希望の持てる、活気ある地域を目指します。 丹波竜の持つ「幸運」「強運」を皆さんと共有し、健康で愉快に暮らせる年となることを願っております。

自治会長会会長 村上孝三

新しい年をご家族お揃いでお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年は、初めての自治会長として多くの皆様と出会う機会がありました。 そこには、「元気村かみくげ」を始めとする地域資源を活かして取り組んでおられる多くの方々がありました。地域の賑いのために、 覚悟を持って自らが考え歩まなければ地方は衰退するといった中での行動に敬意を表します。さらに、新たな施設を活用した取り組みも 始まろうとしています。地域への関心を持ち、参画される方が増えることでさらによりよい上久下の地域づくりに繋がっていくと思います。 一方、上久下が抱えている少子高齢化・人口の減少といった地域の固有の諸問題にも皆様と自治会組織が一緒になって、困難ではありますが 一歩でも前進できればと思います。このように、地域の住民があらゆるところで自らが地域の問題を解決し新たな価値を創造する「上久下の 地域力」を発揮していきましょう。本年も自治会の運営に変わらぬご理解とご協力をお願い申し上げますとともに、これからの日々が明るく、 楽しいものとなりますよう祈念いたします。



2015/1/20

27年新春賀詞交歓会 開催される

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上久下自治協議会は1月12日、地域づくりセンター多目的ホールに協議会各団体・グループ代表と丹波市から辻市長はじめ市職員、県民局代表、 山南町選出の市議会議員ら54名を招いて恒例の新春賀詞交歓会を開催しました。箏演奏、新春の舞、コーラスグループによるオープニングの あと、辻市長と県民局山内課長に新年の祝辞を受けました。村上英明さんを始め檜皮関係の方々に、上久下伝統技術の継承を熱く語ってもらい、 地域おこし協力隊の大久保省良さんからは、化石発見地周辺に来た人への飽きない仕組み作りの一環として、篠山川空撮映像を披露してもら いました。そのあと「和(なごみ)グループ」によるインパクトのある踊りと、コーラスさくらんぼの歌が大いに会場を盛り上げてくれました。 初参加の来賓の方は、「このように盛大な新年祝賀会を毎年開催されている所は、他には無いと思います。若い人も参加しているし、 これが上久下の行動力の源ではないでしょうか。特に女性の皆さんが元気ですね。」と感心されていました。今年は成人式や出初め式とも日程が 重ならず、来賓の方を始め皆さんゆっくり歓談していただけたと思います。



2014/12/20

ふるさとの未来を語る会 発足



上久下地域では、恐竜の里づくり部会が中心となって地域づくりの活動に取り組んでいますが、以前から若い人たちの意見も広く 取り入れたいと考えていました。そこで、ふるさと振興会(村上英明会長)の提案によって、上久下地域を今後どのようにして いきたいかという課題について、地域で活躍している皆さんからの知恵をお借りする「ふるさとの未来を語る会」を順次開催して いく計画となりました。

初回は、経験豊かな皆さんに集まって頂いて" ふるさとの良さ"を存分に語り合ってもらいます。2回目は、 地元で活躍している中堅・若手の皆さんに、"ふるさとの良さ"を理解した上で"ふるさとの未来"について、日頃考えていることを 前向きに語り合ってもらいたいと思います。具体的な例として、毎年実施している桜まつり・夏まつり・体育祭・文化祭などの催し への若い人たちの参加が(体育祭は別として)少ない現状を、どうやって打開していくのか。「丹波竜の里」のブランドは 大切にしながら、次に上久下地域の活性化策は何か?というような課題を、年に何回かの定例会で話し合って煮詰めていき、 ふるさと振興会や里づくり部会の活動にも活かしていきたいと考えています。ぜひ地域の皆さんのご協力をお願いします。



2014/12/20

調理室改修工事完成

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上久下地域自治協議会は、地域づくり事業並びに地域再生拠点等プロジェクト支援事業の一環で、地域づくりセンターの調理室の 全面改修に取り掛かり、12月完成の運びとなりました。中岡電化設備が工事を請け負い、10月中旬から着工していましたが、 調理室の床や壁が一新され、調理台や換気装置も最新設備に取替えられています。エアコンと冷凍庫が新たに設置されて、 快適な環境で調理ができる設備が整ったと思います。中岡電化設備の社長は、「いつもお世話になっている上久下地域の為に精一杯 やらせてもらいました。出来上がりに満足してもらえて嬉しいです。」と、感想を話されていました。地域の皆さんに新しくなった 調理室をどんどん使って頂きたいと思いますし、保険所の許可を取ったうえで恐竜弁当づくりやケーキ作りなどの新たな取組みにも、 大いに活用していただきたいです。



2014/11/20

軽トラック巡回野菜市 始まる

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元気村かみくげの野菜販売部が、軽トラックで各集落を巡回する野菜市を11月8日(土)にテストスタートしました。 軽トラック2台に地元野菜や恐竜焼きを積み、のぼりを立て拡声器で呼びかけて販売して行きました。朝10時に阿草から始めて、 上滝〜下滝へと巡回していきましたが、昼を過ぎて終了となりました。野菜販売部のメンバーは「テストで始めたが、売れる 商品が偏ってしまった。販売方法や周知方法を考えて次回の巡回に活かしたい。」と話していました。次回は12月13日(土)に、 前回訪問できなかった地域を優先して篠場からスタートし、畑内方面へと巡回していく予定です。地元の皆さんの大いなる ご利用を今後もお願いします。



2014/11/20

恐竜時計台の喫茶開催

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上久下地域づくりセンターでは「恐竜時計台の喫茶」と銘打って、手作りケーキセットを楽しめる喫茶コーナーを、10月から 基本的には毎週火曜日に開催しています。朝10時から午後3時まで開店としていますが、「 いつも美味しい」と大好評のケーキが 午前中には売り切れてしまうことが多く、後から来られた人にはご迷惑を掛けています。年内の喫茶は、11月25日(火)、12月2日 (火)、9日(火)、17日(水)に開催予定です。ご近所やお友達と誘い合わせて、早めにお越しください。

現在改装中の地域づくりセンター調理室が完成すれば、ケーキづくりに興味のある人たちが調理室に集まって、みんなでケーキを 作って「恐竜時計台の喫茶」を運営していただけたらいいですね。



2014/9/20

公開試掘調査で新たな化石の密集箇所見つかる

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村上茂さん(自治協議会会長)が今年4月に、また新たな化石を発見しました。場所は、タンバティタニス(通称丹波竜)が 8年前に発見された所から数メートル上流で、数万年後の地層内から見つかったことから、丹波竜とは別の個体と思われます。 長さ12センチメートル、幅2.5センチメートルの化石で、恐竜の肋骨ではないかと博物館は見ています。この発見を契機にして、 再び恐竜や化石への関心を呼び戻そうと、上久下自治協議会主催で「公開試掘調査」を8月29日から31日の3日間実施しました。 上久下地域の発掘ボランティアを中心に、人と自然の博物館の研究者も加わった約15人の調査隊を結成し、各新聞社やテレビ 局にも声を掛けて、大きく報道してもらうようにしました。

削岩機やハンマーで掘り進める内に、初日の午前中に早くも骨片化石を発見、更に別の場所では化石の密集箇所が見つかって 大きな歓声が上がりました。1日目の発掘を終えた時点で、学術的に非常に貴重な化石である可能性が高いとの報告があり、 破片が残っていないか再調査を徹底する組と、密集箇所をプラスタージャケットにして搬出する組に分かれて、残り2日間は 作業を続けました。

調査隊のメンバーは「まさか、こんなに早く見つかるとは思っていなかった。暑いなかで発掘をした甲斐があった。」と、 喜んでいました。調査隊長の村上茂さんは「4月に発見できたのは、新聞社の企画で子どもたちに化石を見つけるコツを教えて いた時に、偶然ハンマーで叩いた所から化石らしき物が見つかった。後で博物館に調べてもらったら本物の化石だった。今回の 発掘調査で分かったことは、周辺にはまだまだ化石が眠っているし、恐竜だけでなく小動物の化石も見つかるのは貴重なことだ と思う。今回予定していた範囲の半分以上が未調査であり、再度公開発掘などを企画して地域をPRしていきたい。」と、 話していました。



2014/9/20

上久下地区体育大 総合優勝は畑内自治会

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第58回上久下地区体育大会が、9月21日に開催されました。天候を心配していましたが、前日までの曇り模様から一転した晴天の 下で、例年よりも多くの地区住民が集まり盛大に行われました。午前中の小学校児童やPTAの演技に引き続き、午後からは 各自治会・部落対抗の競技や演技が行われ、観客からは熱い声援が送られていました。自治会対抗得点競技にはより一層声援が 大きくなり、350歳リレーになると、立ち上がり声を枯らして応援をする人が目立ちました。

種目別で大縄飛びは下滝、ゲートボールは阿草、綱引きは上滝、350歳リレーは畑内、玉入れは北太田がそれぞれ優勝となり、 総合優勝は、4種目で好成績を残した畑内自治会が獲得しました。村上英明大会長は「心配していた天気が回復してくれて、 全競技が終了でき本当に良かった。事故や大きな怪我もなく大会が開催できたことは、準備や運営に努力して頂いた役員の 皆様達のお陰です。」と、感謝の言葉を述べられていました。



2014/8/20

丹波竜の学名が決まる

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人と自然の博物館( 三田市)は8月12日、丹波竜が新属新種であると断定し、学名を「タンバティタニス・アミキティアエ」と 決定しました。2006年8月に発見された丹波竜は8年を経過してようやく学名論文(英文66ページ)が完成し、昨年11月に 国際学術誌「ズータクサ」に提出していました。今年8月初めに学術誌の電子版に掲載されたことをうけて三枝主任研究員から 報道関係者に発表がありました。丹波竜は国内最大級(体長約15メートル、重量15トン)の植物食恐竜で、計6回の発掘調査で 取り出した大小2万点の化石は1個体の化石としては国内では初めて。このうち約100点の化石を細かく確認し、過去に産出された 恐竜化石との違いを学術的に分析した結果、尾椎の形状の特徴などから世界での過去の発見に見られない新種と断定しました。 学名のタンバは「産出地の丹波市」、ティタニスは「女の巨人」、アミキティアエは「発見者の友情」を意味し、研究員に よって命名されました。現在まで、正式な名前がなく、俗名「丹波竜」として親しまれてきましたが、今後は世界的有名な 恐竜の学名に「タンバティタニス」も仲間入りし、世界の多くの恐竜研究者や恐竜愛好者らに「丹波」を知ってもらうことに なるでしょう。名前は正直、覚えにくく、発音もラテン語のため難しく感じますが、人間の苗字に当たる「タンバティタニス」 で覚えてください。名前の部分「アミキティアエ」は特に覚えなくていいと思われます。新しく学名がついたことは「国際機関に 丹波竜の出生届けが名前とともに受理されたと同じで、晴れて一人前になってうれしいことです」。学名決定をうけて、 地域ではお祝メッセージ「 祝丹波竜に学名決定!」の横断幕( ヨコ5メートル)を丹波市観光協会、商工会および山南 ライオンズクラブらがスポンサーとなって製作し、地域づくりセンターや下滝駅などに掲げる予定です。



2014/8/20

平成たんば塾を開催

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夏休みの子どもの宿題や自主勉強を手伝う「平成たんば塾かみくげ」が7月27日から4日間、地域づくりセンターで開講されました。 初日は話し方の勉強「うれしい言葉が自分を変える」と題して、NHK元アナウンサーの村上信夫氏を招いて参加した子どもらに 人と話す際の心得などを学びました。2日目には、「上久下松風句会」から3名の会員を講師に迎え、書き方教室(文章の作り方) で「みんなで俳句を作ろう」を勉強しました。初めてチャレンジする俳句にも参加の子どもたちは身近な出来事をテーマにして 次々と句を作りだし、講師の方々の批評を受けていました。全作品(34句)は地域づくりセンター小会議室の句会会員の 皆さんの作品と並んで掲示しています。その他、自治会長会ボランティアの皆さんによる「篠場や下滝にもあった昔のお城の話」 などには興味津々に耳を傾け、自主勉強では宿題の仕上げに暑い中頑張っていました。



2014/7/20

北海道から先進地視察団

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北海道むかわ町役場(夕張市近郊)の職員と町立穂別博物館の学芸員ら一行4名は、丹波竜の里のまちづくりの様子を学ぶため、 6月26日丹波市を訪れ、ちーたんの館や元気村かみくげとその周辺を、一日がかりで視察してまわりました。視察団にはNHK札幌放送局と 北海道新聞記者も終始同行し、視察の様子を詳しく取材していました。むかわ町では平成25年9月にハドロサウルス科の恐竜 (推定全長8メートル)化石がほぼ完璧な状態で見つかっており、今後、化石をどうまちづくりに生かすかを学ぶため、 丹波竜化石を活かしたまちづくりを長年進めてきた丹波市を熱心に視察したものです。

視察団同行記は北海道新聞が連載し、NHK札幌放送局も道内にニュース配信しました。元気村ではスタッフがおもてなしの気持ち充分に 対応し、視察団は訪問の成果に感謝しながらよろこんで帰りました。(写真は北海道新聞掲載記事)



2014/7/20

元町マルシェ に農産物出荷

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神戸市中央区元町通の元町5丁目商店街に、6月22日(日)「ひょうごの元気ムラ 元町マルシェ」がオープンしました。 県内各地の農産物や加工品などの特産品を販売し、地域の魅力を発信するアンテナショップで、丹波市・篠山市・養父市・ 神河町・淡路島など県内10ヶ所、うち丹波市内では3ヶ所から集荷して店頭や店内に並べて販売しています。水曜日以外 週6日営業、一日5〜600人が訪れ次々と商品を買っていくそうで、何よりも安くて新鮮なことがお客さんの心を掴んで いるようです。元気村かみくげも元町マルシェと出荷契約を結び、毎週一回集荷に来てもらっています。

7月15日(火)の朝8時から5回目の出荷がありました。当日は14人の生産者が自慢の野菜や切り花を地域づくりセンターに 大量に持ち寄り、バーコードシールを一枚づつ貼り付けてカゴに詰め替える作業をしました。若い集荷スタッフ二人が 普通車ワゴンの荷台満杯に詰め込み、神戸へ向け出発していきました。出荷の取りまとめをしている?元気村かみくげの 柳川瀬義輝理事長は、「これで農産物や加工品の販売先が、元気村と神戸多聞台そして元町マルシェの3ヶ所になった。 多聞台は月に2回だけの出張販売だが元町マルシェは毎週出荷できるので、沢山の野菜が出来たとしても廃棄せずに収益に 繋がっているし、もっと質と量を高めようという意欲も出てくる。丹波・上久下の良さを神戸方面の方々にドンドン発信して いきたい。ぜひ多くの地元生産者に新規参加してもらいたい」と話していました。



2014/6/20

元気村かみくげ総会開かれる

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企業組合元気村かみくげ(土田芳章代表理事)は5月25日、地域づくりセンターで平成26年度総会を開きました。 総会には組合員90名の内67名が出席(委任状出席含む)し、25年度の取組みと決算状況の報告や、26年度の事業計画及び 予算案について提案し可決されました。続いて役員改選について提案し、選考委員によって7人の理事の留任と、 新任に地域代表として村上茂氏の選出が報告され、承認されました。

25年度の決算報告(抜粋)

  • 化石発掘体験事業に約5,200人が来場し、売上げ約130万円を計上。
  • 恐竜焼きや食品販売で140万円、商品販売で40万円の売上げ。
  • その他業務委託料収入などを含めて、総収入で530万円を計上。
  • 人件費や業務委託費などの経費を差引いて、昨年に続いて黒字決算となった。

26年度の事業計画(抜粋)

  • 各事業の売上げと収益率のアップを目指すと共に、カキ氷等の新しい商品販売を増やす。
  • 特産品の6次産業化に取組み、丹波味噌などの贈答品セットの販売を開発する。

役員改選

後日開かれた理事会において、土田芳章さんが代表理事を退任し新代表として柳川瀬義輝さんが就任することが決定しました。 土田さん、設立時からの大役お疲れさまでした。元気村の村長として引続きご活躍をお願いします。柳川瀬さんには地域課題の 農業6次産業化を中心として、元気村の舵取りをよろしくお願いします。



2014/6/20

篠山層群生態環境復元図現る

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丹波竜化石工房ちーたんの館内に、篠山層群から見つかった化石類を基に専門家が想定した生態環境の復元図が展示されています。 縦200センチ横290センチで、丹波竜を中心に行動している迫力ある図は見学者の注目を集めています。少し小型の原画は近々元気村にも 展示される予定です。また同館では夏休み期間の特別展として、「恐竜ジオラマワールド」が7月12日から8月31日までの予定で 開催されます。映画「ジュラシックパーク」で使われたものなど、海洋堂の精巧なフィギュアが勢揃いします。ご家族でぜひご覧下さい。



2014/5/20

広田つり橋のお別れ会

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「 丹波竜の里計画」の一環として架け替えが決まった広田つり橋のお別れ会が、上久下自治協議会主催 、阿草部落共催で4月30日(水)に開かれました。上久下小学校の全児童と地元の人たちが集まり、83年間地域に 貢献してきたつり橋に別れを告げました。橋の側で見守ってきた広田地区代表の友井徳行さんから、昭和初期から 現在に至る歴史を聞き、その後つり橋の上から全児童による風船飛ばしをしました。「長い間ありがとう」などと 感謝のメッセージを付けた色とりどりの風船が青空高く舞い上がり、お別れ会に花を添えてくれました。



2014/5/20

自治協議会総会開かれる

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上久下地域自治協議会( 柳川瀬義輝会長)は5月11日、地域づくりセンターで平成26年度総会を開きました。 総会には自治会・部落代表のほか各団体代表ら40名が参加。市からは西垣義之山南支所長が参加され、25年度の取組みと 決算状況の報告や26年度の事業計画及び予算案について提案し、可決されました。続いて自治協議会の規約変更と役員改選に ついて提案し、議案どおり可決されました。

25年度の事業報告(抜粋)

  • 光回線通信の導入に向けた請願書提出。
  • 外部人材の活用で、新規特産物の開発検討や6次産業化に向けた研究。
  • 地域再生拠点等プロジェクト支援事業の計画策定作業を実施。
  • 地域づくりセンターの収益事業の一環で、ふれあいカフェやビアガーデンを開催。

26年度の事業計画(抜粋)

  • 地域づくり事業と地域再生拠点等プロジェクト支援事業とで、調理室の全面改修と6次産業化を目指した加工施設の建設。
  • ふれあい広場の完成や広田吊り橋の架け替え前後のイベントなどで、丹波竜の里計画協力。
  • 地域づくりセンターの所有権移転登記。
  • 地域おこし協力隊員の新規配置。

自治協議会の規約変更

里づくり協議会から里づくり部会への名称変更や、新役員として顧問を設けることなどを改訂したことが説明され、承認されました。

役員改選

自治協議会会長:村上茂さん、顧問:柳川瀬義輝さん、地域活動推進員:常岡芳朗さん。 柳川瀬義輝さんから8年間の会長職についての感想やお礼の言葉があり、また村上茂新会長から新任の挨拶がありました。



2014/1/20

自治会新役員選出進む


上久下自治会長会(8自治会)では、平成26年度新自治会長の選出が終了したのを受けて、3月28日、新旧合同の自治会長会を 開催すると発表しました。新しく選出された自治会長は次の通りです。

青田:斎藤幸一さん、下滝:永井良和さん、篠場:村上孝三さん、太田:野垣克巳さん、畑内:柳川瀬正夫さん、 北太田:竹内新二さん、阿草・上滝自治会は、平成25年度に引き続いて、それぞれ永井俊彦さん、村上正さんが 任に就かれます。皆さんのご活躍を期待します。



2014/1/20

H26年新春賀詞交歓会開かれる

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上久下自治協議会は1月12日、地域づくりセンター多目的ホールに協議会各団体・グループ代表と丹波市から辻市長 はじめ市職員、市議会から山南町選出の議員ら45名を招いて恒例の新春賀詞交歓会を開きました。箏演奏、新春の舞、 コーラスグループによるオープニングで幕を開け、辻市長の新春にあたっての抱負やまちづくりへの支援と期待など 祝賀を受けました。昨年春にオープンした「上久下の森診療所」の安井院長や「山南古代の里」の上山理事長らにも 地域の一員として参加いただき、宴席では民謡愛好家の前川鈴代さん(柏原在住)が兵庫県民謡祭名人位に輝く歌声で 民謡数曲を披露され、会場内一緒になって民謡を歌って雰囲気を盛り上げていました。

参加者の市職員の一人は 「毎年このように地域の人たちが集まって、新年を盛大にお祝されていることに上久下のパワーを感じ、とても感動 しています。恐らく市内で、このように継続的にやっているところは他にないでしょう。」と感想を述べていました。



2013/11/20

地区文化祭開かれる

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第39回上久下地区文化祭が11月3日、地域づくりセンターで開催され、地区住民200人余りが参加しました。絵画、写真、 書道、俳句、盆栽、手芸ら文化発表の他、今春、センター周辺にオープンした「上久下の森診療所」や小規模多機能型 施設「山南古代の里」とのコラボ(協力開催)も実現しました。

森診療所の安井院長による「健康講座」にはセンター2階和室が満席なる盛況ぶりで、地域のみなさんの健康への 関心度の高さが見られました。古代の里では入所者によるペーパーアートワークなどの展示もあり、施設内の 自由見学もできました。地域の伝統文化を代表する青田・太田の神楽舞にはそれぞれ神楽保存会が積極的に参加を 申し出、保存会メンバーの熱演に魅了され、また檜皮ふき実演には村上社寺(篠場)と友井社寺(阿草)が協力して、 日頃一般に見る機会の少ない実演に関心が集まっていました。

屋外では各団体、グループによるバザー出店があり、それぞれの店頭には人だかりができていました。文化祭に 毎年参加する女性(70代)は「今年の文化祭にはいろいろな工夫がなされており、伝統文化に改めて接することが できたり、新しく地域参加の診療所や介護施設なども加わり、賑やかでよかった」と印象を語っていました。



2013/10/20

よみがえった古時計

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地域づくりセンター2階ロビーに長年保管されていた古時計の修理が完了し、再びセンター正面玄関ロビーで 皆さんに時をお知らせすることになりました。

この時計は昭和57年(1982年)、日本国有鉄道(現JR)下滝駅の待合室に設置されていたものを、下滝駅 改築(昭和57年)によって上久下地区公民館(現:地域づくりセンター)に寄贈され、以後31年間ロビーに 保管されていました。 何とかしてこの古時計を使用可能な状態に復元できないかと考えた村上正昭さん (篠場)が石川義徳氏(氷上町在住)の協力を得て、このたび活き返らせました。

時計は丁寧に分解され、文字盤の変形、短針の紛失、文字盤のガラスの破損、振り子のガラス破損、 その他、時計を固定するのに使用されたと思われる5寸釘の跡など、かなりの部分で破損が見受けられ ましたが、幸いにも、時計の駆動部分の歯車などの傷みは少なく、復元できると村上さんは確信を持たれ ました。時計を分解したところ、製造年等の銘記はないものの、文字盤の裏に「S」の刻印のみが見つ かっています。「S」はセイコー時計と思われます。時計文献等で調査されたところ、昭和初期のものと 考えられましたが、これと同等の時計は見つかっていません。

「これからも蘇った古時計が地域づくりセンターを訪れる人々に愛される時計になってくれることを 願っています」と村上さんは話しています



2013/9/20

台風18号の被害 各集落につめ跡残す

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9月15日から16日にかけて近畿地方に上陸した、大型台風18号は京都嵐山や福知山地域で甚大な被害を出しました。 地元上久下地域では人災こそなかったものの、各集落内のあちこちに床上、床下浸水も含め山間部での土砂くずれや 水害のつめ跡を残しました。被害にあわれた方々には心からお見舞いを申し上げます。

公共の施設も台風18号の直撃を受けました。川代公園内バーベキュー広場(写真)は土台の部分を残し、 テーブル、イスなどが完全に流され、また元気村かみくげ駐車場南側護岸も削られ、駐車場フェンスが 何とか残る程度に幅10メートルの土砂くずれが発生し、立ち入れなくなっています。これら2施設に ついては市や県の土木事務所を通じて早期修復を要望しています。220047年の23号台風と同等の2013年の 18号台風は今後も一定の周期でやってくるものと想定して、事前の防災対策が必要になってきます。 地域としても防災面に更に気を配りたいところです

2013/9/20

恐竜頭部アート完成披露

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元気村かみくげは9月10日、恐竜頭部のアートの完成披露の会を開きました。お披露目の会には制作者の 京都造形芸術大学の関本徹生教授や市・県の関係者、地元協議会代表者ら、20名が参加して行われました。

[ 肉食恐竜、ティラノサウルスと丹波竜脚類の頭部をかたどった造形芸術作品で、関本教授がゼミの学生と 一緒に制作され、京都のデパートで展示されていたものを、丹波市立薬草薬樹公園(和田)の管理運営会社が 買い取りました。この度、不要となったため、上久下地区に寄贈されることになりました。2体とも高さ1.8メートル、 幅4-5メートルの大型で、かなりの破損があったことから、9月の初め、5日間の修復作業の後、元気村施設の ふれあい館(多目的展示室)に設置しました。

[ 多目的展示室には化石発掘体験で発見された化石類や丹波竜の発見部位、肋骨のレプリカ、記録写真、こども教本 などが展示されていますが、今回の造形アートを初めて見た小学生は「入口を入って大きい恐竜の頭があって びっくりした。こんな大きい恐竜がここに住んでいたのを聞いてさらにおどろいた」と目をぱちくりさせて いました。元気村村長の土田芳章さんは「化石発掘体験で出てきたものを展示するのもいいが、何の説明も なくても一目みて恐竜のすごさを感じてもらえるだけでも効果は大きい」と今後の活用に期待をかけていました。

納涼ビァ・ガーデン オープン

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上久下自治協議会は7月14日(日)と20日(土)の2回、初めての試みとして、納涼ビアーガーデンを地域づくり センターで開催しました。平成25年4月1日から地域づくりセンター施設が丹波市より完全譲渡され、従来の 施設利用目的の範囲が市の条例適用外となりました。地域では、この機に、施設を自由に利活用するため 「地域の賑わい活動」の一環で、地域内交流を図る目的で実行しました。

14日はあいにくの天候(夕方からの大雨)のため、センター多目的ホールに会場を移し、20日は多目的ホール 東側野外広場で、2日間延べ100人余りが参加して和気あいあいに交流の輪を広げていました。里づくり協議会 のメンバーが中心となり、生ビール、唐揚げ、フランクフルトや手づくりのおつまみで接客していました。

2回とも参加したご夫婦は「とても楽しかった。出来たらお盆に帰ってくる子や孫たちも参加できるように8月 にもオープンしていたらいいね」と感想をいただきましたが、それぞれの自治会での行事とも重なるため、 8月は実行しないことにしますが、「今後、地区の毎年恒例行事として7月に2〜4回オープンして、交流の場と して定着させたい」と里づくりのメンバーは話していました。

2013/7/20

おどり講習会開かれる

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上久下自治協議会は7月7日(日)、平成25年まちづくり特別事業計画の文化教室「おどり講習会」を地域づくり センター多目的ホールにて開催しました。講習会には男女20名余りが参加し、盆踊り曲や地元の「川代恋景色」 などの指導を西ア祥先生から受けました。

自治協議会では音楽演奏会や各種講演会、料理教室などと共に、おどり講習会を始めて取り入れました。 参加者の中には夏まつりの踊りを覚えようと集まった人たちもあり、熱心に講習を受けていました。

2013/6/20

元気村かみくげ 総会開かれる

総会

企業組合元気村かみくげ(土田芳章代表理事)は6月8日、地域づくりセンターで平成25年度総会を開きました。 総会には組合員88名の内68名が出席(委任状出席含む)し、平成24年度の取り組みと決算状況の報告や25年度の 取り組み予定、予算案について提案され可決されました。

24年度の決算報告では(以下抜粋)、化石発掘体験事業に約5500人が来場し、売上高、約130万円を計上したことや、 恐竜焼きや食品販売で140万円、商品販売が約40万円、その他業務委託料収入などを入れて総額530万円となった ことが報告されました。最終バランスシートでは人件費や業務委託費など運営経費を差し引いてわずかながらも 黒字決算ができました。今年度はいろいろな方策を検討しながら、収益率のアップをはかり、地域貢献をめざし ていくことが確認されました。

2013/6/20

男性料理教室開かれる

料理

上久下地区老壮会(村岡正廣会長)では6月20日、男性会員のための料理教室を地域づくりセンターで開きました。 今年で2回目となる料理教室には約20名の男性会員が集まり、いずみ会メンバーの指導のもとで、地元の野菜を 使ったヘルシー料理:肉じゃが、ナスの生姜煮、キュウリとワカメの酢の物やみそ汁などの作り方を教えても らっていました。昨年に続いての参加者も多く、慣れた手さばきで講師の指導を受けて、最後には参加者ら 一緒になってそれぞれの出来栄えを確かめていました。

参加者からは「身近な惣菜を使って、バランスのとれた調理法を教えてもらい、大変参考になった。是非、 自分でも作ってみたい」「多くの人と一緒につくることで楽しく、味もなかなか良かった。また、第3段も 計画してほしい」などの感想がよせられました。また、教室のなかで「高齢者の食育-長生きの秘訣は転倒 予防から」と題した健康・長寿のための講和もありました。

2013/5/20

化石発掘体験者が2万人目に

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平成20年から始めた化石発掘体験で参加者数が延べ2万人目に達し、5月4日(土)元気村かみくげ多目的展示室 「ふれあい館」で記念品の贈呈がありました。

2万人目の幸運を射止めたのは横浜市に在住の今津さん家族で、妻の理恵さんの実家(下滝)に里帰りの際に 2人の男児を伴って元気村に立ち寄り、体験料支払い時に2万人目と知らされ感激していました。 子どもさんたちには大きなちーたん縫いぐるみ、肉食恐竜の頭部や丹波竜に似た恐竜のフィギアが土田村長から 手渡されました。

ご両親は「2万人目の化石発掘体験者と聞いてびっくりしました。それにしても大勢の人が体験に来られているの ですね」とプレゼント品をかかえた子どもさんの手を引いて帰っていかれました。

2013/3/20

川代さくら祭り開催される

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第27回川代さくらまつりが4月7日(日)、川代公園で開かれました。今年の桜開花は昨年より10日余り早く満開となり、 時々冷たい小雨が降るあいにくの天候でしたが、300人の来場者は満開の桜の下で、各グループ、団体の出店する バザーに列をなしていました。

中でも、商工会福引抽選会では用意された豪華賞品が当たるたびに歓声があがり、花苗無料配布には人気が殺到し、 短時間で配布が終了しました。ステージでは太田自治会有志の音楽とカラオケコーナーも会場の雰囲気を盛り上げて いました。最後に恒例となった小餅やお菓子まきに会場の参加者全員が元気に拾い集めていました。天候不安定の 一日でしたが予定どおり開催できたことに主催者側は胸をなでおろしていました。

2013/4/20

柳川瀬義輝さん(畑内)総務大臣表彰受賞される

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総務省行政相談員として3期(6年)努められた柳川瀬義輝さんは4月22日の丹波地区総会に於いて任期を終えて 新しい相談員と交代されました。今回の表彰は長年行政相談員として行政相談制度の発展に寄与されたとして 総務大臣の表彰を受けられたものです。

月一回の定例相談日に市民からの苦情や要望を聞いて担当の行政(市や県)につなぎ、改良や改善ができるように するのが主な仕事で、上久下橋上流右岸の護岸工事や山南中学校前の信号機設置などがその成果として特筆されます。 まだ継続する案件などもあり、後任に託されています。

任期を無事に終えて柳川瀬さんは「相談内容が改善や改良されたどうか疑問なところはありますが、精一杯の対応が できたと思っています。」と話されていました

2013/3/20

地域づくりセンターが無償譲渡される

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平成25年4月1日から地域づくりセンターが丹波市から自治協議会に無償譲渡されることになりました。譲渡されますと、 地域づくりセンターは土地を含めて上久下地域の財産となります。従前は市の施設であり、市の条例の適用範囲でしか 使用できませんでした。 これからは、上久下地域の考えで自由に、好きなように使用することが可能になります。

しかし、一方で施設の管理やメンテナンスなどは地域で責任を持つ必要があります。譲渡を受けるまえに多目的研修 室の屋根の全面改修や各トイレの様式化などの改修工事を丹波市で実施しました。当面はお金がかかる改修はないかも 知れませんが、時間の経過とともに改修の必要な個所は出てくると予想されます。そのためにも施設を善良に管理する ための財源を確保しておく必要があります。

財源確保の方法の一例として、学習塾や文化教室のための部屋の貸出しとかコーヒーやお茶の自動販売機の設置等を 考えていますが、地域のみなさんから「こんなお金もうけの方法があるよ」というアイデアを是非お寄せいただきた いと考えています。

これからは、この施設が名実ともに地域の皆さんの財産として大いに活用していきたいと思います。これまで以上の ご協力をお願いします。(Y.Y)

2013/1/20

新春賀詞交歓会開かれる

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上久下自治協議会は1月12日、地域づくりセンター多目的ルームに協議会各団体、グループ代表と丹波市から辻市長、 県立人と自然の博物館から三枝春生主任研究員らを招いて恒例の新春賀詞交歓会を開きました。箏演奏、新春の舞、 コーラスグループによるオープニングで幕を開け、辻丹波市長の新春にあたって市政3期目の抱負や上久下地区への まちづくり支援と期待などについての話に50余名の参加者は耳を傾けていました。

新しい催しとしては、24年末に完成した手づくり太鼓「丹波竜太鼓」の初披露があり、丹波竜物語(六楽章で構成) の2楽章が演奏され、完成度の低い演奏にも拍手喝采を受けていました。

24年3〜4月からオープン予定の「上久下の森診療所」と「山南古代の里」の安井不二男院長、上山一雄理事長らも 初めて参加し、地域住民との初交流を通じ今後の地域医療や福祉・介護への思いを話されていました。宴席半ばでは コーラスグループの指導により参加者全員が舞台や会場内で懐かしの歌の数々を合唱し、親睦をはかりました。 初めて参加した市の職員は「上久下のまとまりとパワーには他の地域にないすごさを感じました。これからの発展が 楽しみです」と感想を述べていました。

2012/12/20

発掘現場にちーたんと丹波竜

発掘現場のちーたん

恐竜の里づくり協議会では丹波竜化石発掘現場の篠山川河床敷きに丹波竜とキャラクター「ちーたん」の 絵を描きました。発掘が一時中断している現場は、今は保護のため一面にコンクリートで覆われていますが、 現場を見学に来る来場者に少しでも楽しんでもらおうと企画し、協議会のメンバーと丹波市恐竜を活かした まちづくり課とが協力して完成させました。

10平方bのコンクリート面を全面使用して、丹波竜は地層の色(赤褐色)を基調にし、1億年眠っていた姿を 想像し、ちーたんは丹波竜の背に乗っているかわいい姿を丹波市の職員の手でそれぞれ環境にやさしい 水性塗料を使用して描きました。発掘現場に案内人がいない場合にも、来訪者に発掘現場を正しく示し、 丹波竜が眠っていた様子を見てもらうのに役立つのではと協議会では期待しています。

ちーたん画を担当した市の女性職員は「こんなに大きなちーたん画を、しかもコンクリート面に描くのは 初めてだったので難しかったですが、とても楽めました」と現場の高台から完成した絵を見降ろしていました。

2012/12/20

下滝駅に駅長さん

下滝駅長

11月から下滝駅に名誉駅長さんが勤務についていることを皆さんご存じでしょうか? JR西日本福知山支社は、無人駅「下滝駅」の名誉駅長にJR西日本OBの野垣克巳さん(62・太田) を任命しました。同社福知山支社が管内無人駅3駅を対象に初めて「名誉駅長」を配置し、 丹波地域管内では下滝駅のみの試みです。

野垣さんは昭和43年に旧国鉄に入り、福知山線の特急などの車掌を長年務め、平成17年に退職 されていました。金色の2本線入りの真新しい帽子をかぶって、11月初日からボランティアで出勤し、 乗客の多い早朝にホームに立って明るく朝の挨拶で見送っておられます。勤務時間に特別の決まりは なく、現在は週に1〜2回早朝時間帯に出勤されています。現役時代に戻って、緊張感をもって任務を 遂行する半面、ボランティアなので気楽に通勤、通学客にあいさつをかわせるのは気分的にも 充実できて喜んでいると野垣さん。一方電車利用客からは冬の暗い早朝にも関わらず、ホームで 明るく声をかけてもらえて気持ちよく出勤、登校できます。と出足の評判は良好。駅前周辺や トイレの清掃も下滝駅前管理グループと一緒になって行っています。行楽シーズンに入ったら、 乗降客の多い昼間の時間帯に勤務して、道案内などやってもらったらうれしいとまちづくり グループからの期待も大きいようです。

2012/11/25

上久下の森診療所 建設進む

診療所

下滝地内、「公卿泉」跡地に建設される「森診療所」の建設工事が着々と進んでいます。 大小竹木が密集して昼間でもうっそうとしていた跡地もきれいに整地され、建屋の建築作業が 順調に進んでいます。棟上げを21日に行った診療所は1階平屋建て、延床面積280uで東側に隣接して 建設予定の薬局とともに来年1月末に完成の予定です。診療開始は3月初旬の予定とされています。

診療所を開業するのは安井不二男医師(54歳)で一般内科、診療内科および漢方全般を中心とした 診療をされます。森診療所では安井医師、心理士の他、複数の看護師、事務員らが勤務し、 診療時間は午前9時から12時、午後4時から7時まで、木曜・土曜日は午前中のみ。 また日、祝・祭日は休み。

安井医師夫妻は2人の子どもさんと柏原町に住まわれ、 自宅から上久下に通勤されます。県立尼崎病院、柏原病院や県立東洋医学研究所らで勤 務された安井医師は、現在、篠山市のにしき記念病院で診療されている経験豊富な方で す。「上久下の豊かな自然環境が生み出すパワーは医療の立場から、患者の強い味方にな ってくれる」と上久下での診療所オープンの理由を話されていました。

長い間、医者のいなかった山間地区に診療所ができることは地域にとって望まれていた ことで、今後のまちづくりを加速させることにもつながると大いに期待されるところです。

2012/11/25

小規模多機能型居宅介護施設 「山南古代の里」来春オープン

古代の里

上久下地域づくりセンター西隣(旧八尾電機跡地)に建設を予定していた介護福祉施設 「山南古代の里」の建設がいよいよスタートしました。施設は木造2階建て、延べ床面積460uで、 平成25年4月にオープンします。施設を運営する社会福祉法人丹波柏原福祉会(上山一雄理事長) は11月15日、地元自治会関係者らを招いて安全祈願祭を執り行いました。

登録者定員25人のショートステイやディサービス、訪問介護が受けられる小規模ながら多機能を 持ち合わせた福祉施設が上久下地内に建設されることに地元は大いに歓迎しています。 介護福祉施設を上久下に建設することを決めた丹波柏原福祉会は地内複数の候補地を調査した 結果、八尾電機跡地での建設となりました。

「このような介護福祉施設を上久下地域内で実現することになってほっとしています。地域の 皆さんに喜んでもらえるようなサービスを提供したい。自分も上久下の住民になったつもりで 施設運営に取り組みたい。皆さんからのご協力、ご支援を得ながら充実した山南古代の里になる よう努力していきたい」と上山理事長は熱く話されていました。

施設の職員募集では地域優先で公募され複数の方の採用が決まりました。今後、この施設を介護の 必要な方々に利用してもらい、地域のみなさんがこの施設といろいろな点で関わりをもち、ここを 核として新たな地域づくりに取り組みたいと柳川瀬自治協議会長は抱負を述べていました。

2012/10/20

森の診療所建設始まる

地鎮祭

数十年間、無医村地区として丹波市内でも数少ない地域医療環境未整備の地、上久下地区に 診療所ができることになりました。その名も「上久下森の診療所」と呼ばれ、診療所建設は 下滝地内の旧村上酒造「公卿泉」跡地に1階平屋建てで工事が進んでいます。

10月11日、関係者が集まって地鎮祭を仏式で執り行ないました。開業は来年春の予定です。

診療科目は内科・心療内科で休診日を除く毎日に診察が受けられます。 診療所横には薬局もでき投薬の調合も受けられます。来られる医者についての紹介は次号 (里新聞50号特集)にて予定していますが、山間集落の上久下を診療の場所に選んだ理由の 一つに「豊かな自然環境のなかでの地域医療の実現」とのことでした。

無医村の地域住民が安心して暮らせるまちづくりの一環として地域密着型の医療施設として 大いに期待されます。

2012/10/20

神楽舞奉納・青田保存会

青田神楽

11月6日夜、青田の大歳神社宵宮で伝統民族芸能「神楽舞」が奉納され、里帰りの家族づれや 地元住民らが大勢参加して幻想的な舞を楽しみました。境内には今年初めての試みで、 手づくりの竹灯籠が50本設置され、幻想的なローソクの明かりのなかで笛や太鼓のはやしに あわせ300年続く伝統の舞が披露され、拍手喝采を浴びていました。

「今年はちょっと趣向をこらして、竹灯篭をたくさん作って境内あちこちに配置したのでこれら 作品も楽しんでもらったらうれしい」と保存会の一人は話していました。

2012/10/20

恐竜親子現れる! 上久下地区体育大会

体育大会

第56回上久下地区体育大会が9月22日、晴天の下で多くの地区住民を集めて盛大に行われました。 午前中の小学生児童による演技に引き続き、午後からは各部落・自治会対抗の競技や演技に集まった 300人の観客はあつい声援を送っていました。

中でも「応援合戦」では太田自治会有志による丹波竜親子の登場にこどもたちは大喜びで、 恐竜のまわりを取り囲み、おおいにはしゃいでいました。

大縄とび、綱引き、ゲートボールに優秀な成績を残した下滝自治会が総合優勝を獲得し今年の 大会の幕を下ろしました。

2012/8/20

介護福祉施設が上久下に建設予定

介護福祉施設(小規模多機能居宅介護施設)、「さんなん古代の里(仮称)」が平成25年4月オープンを目指して、 地域づくりセンター隣の旧八尾電機跡地に建設されることになりました。 この小規模多機能居宅介護施設は登録者定員が25人のショートステイやデイサービス、訪問介護など規模的には 小さいですが、多くの機能を持った介護福祉施設です。今後の上久下地域の在宅福祉サービスの向上に大きな役 割を果たしていくものと期待されます。

平成12年に介護保険制度がスタートし、3年毎に制度の見直しがされ、第5次見直し計画(24年度〜26年度)の中で 今回の上久下での建設が確定。この事業に参入する事業者は、多くの応募の中から社会福祉法人丹波柏原福祉会 (特別養護老人ホームけやき苑の経営者)に決定しました。上久下地域は医療、福祉の分野で取り残された地域で したが、施設の完成により、より多くのサービスが受けられるものと考えられます。

この施設を介護の必要な方に利用してもらい、地域のみなさんがこの施設とどう関われるのか? 民生委員さんや 福祉委員さん、ボランティアのみなさんがどう関われるか? また子どもたちとの世代間交流をどう進めていくのか? などこの施設を核として新たな地域づくりにも活かせる取り組みを自治協議会では模索しています。

さらに、この施設のオープンにより、地域に雇用が生まれ、地域の人を優先した雇用にも期待しています。建設 予定地は旧上久下村役場があった場所で、地域のみなさんにとっても思いのある土地でもあり、この土地を地域 福祉のために活用されることに大きな意義があると施設建設を歓迎しています。

2012/6/20

恐竜の里づくり協議会 国交大臣表彰受賞

受賞

上久下恐竜の里づくり協議会(土田芳章代表)は6月15日、東京都文京区で開かれた平成24年度 まちづくり月間表彰式でまちづくり功労者国土交通大臣表彰を受賞しました。

まちづくり功労者表彰は魅力あるまちづくりの推進につとめ、特に著しい功績のあった団体に贈られるもので、 兵庫県からは明石市の花の会、西脇市の自主防災会が同時受賞し、全国で29の団体、個人に表彰状が贈呈されました。

また、6月18日には土田代表と事務局から丹波市長へ受賞の報告をしました。辻丹波市長は「上久下の皆さんが 恐竜化石を活用して色々と積極的に取り組んでくれている成果が評価されたのだとうれしく思う。 市としても市でしかできないところはどんどん支援してゆきたい」と話されていました。

2012/6/20

元気村かみくげ H24年度総会ひらかれる

総会

企業組合元気村かみくげ(土田芳章代表)の24年度総会が6月8日、地域づくりセンターで開かれました。 89名の出資組合員のうち、63名(うち委任状23名)が参加して23年度事業報告、決算報告につづき、 24年度事業計画や予算案が議事提案されました。

元気村かみくげの主な事業である化石発掘体験には年間5500人(約130万円の売り上げ)、 恐竜焼きは6000個の販売(80万円)、軽食販売や冷菓物品販売で120万円の実績がありました。昨年5月に 組合設立して11か月での年度末決算でしたが、無事収支が若干ながらプラスで終わったことが報告され、 参加の組合員は一様に安堵していました。 次年度の計画には本年度実績の1割アップを目指して事業展開していくことも確認されました。

なお、24〜25年度の役員(理事)が次のとおりに決まりました。

再選 土田芳章さん(代表理事及び元気村村長)、柳川瀬義輝さん、村岡茂男さん、常岡芳朗さん、前田節子さん

新任 友井芳郎さん(上滝)、村上正昭さん(篠場)

2012/6/7

丹波竜時計台が完成

時計台

上久下地域づくりセンター正面時計台が「丹波竜時計台」に変身し、完成披露式典が5月4日、 丹波市長、丹波県民局長らを招き、地元住民100人が参加して行われました。

直径70センチの時計を丹波竜の卵に見立て、お腹で包み込むように配置し、全長8メートル、 篠山層群と同じ赤褐色のアルミ板看板を設置しました。外周はLED電球によるイルミネーションを つけて夜間でも電車や車からよく見えるようにしています。 丹波の恐竜時計台として「丹波竜の里」を市内外に広くPRする予定です。

また、式典では参加者全員による風船とばしも行い、地元小学校児童のメッセージもふくめ、 大空に放ちました。早速、2時間もしないうちに東大阪市や奈良から風船メッセージが届いたとの 連絡もありました。

2012/4/25

はたうち郷クラブが全国誌記事に

さとクラブ

はたうち郷クラブの活動が全国誌「現代農業-季刊地域」5月号特集「耕作放棄地と楽しくつきあう」に 大きく取り上げられました。

2005年に農業管理組合として設立し、現在6名の会員で耕作放棄地の再生に取り組んでいる様子が詳しく 紹介されています。 高齢化が進み、農業従事者が減少する中で、後継者不足による耕作放棄地が増える現象は深刻な問題ですが、 この難問に正面から立ち向かっているはたうち郷クラブの活躍にエールを送りましょう。

2012/4/25

川代(かわしろ)桜まつり開催される

桜まつり 火祭り

第26回川代桜まつりが4月8日川代公園広場で盛大に開催されました。気候不順のため開花までまだ遠いつぼみ桜の もとに集まった300人の参加者は各団体やグループの出店するバザーや催し物を楽しんでいました。

昨年は東北大震災の関係で開催を自粛しましたが、今年のまつりでは音響装置は太田自治会有志の協力で一式を 借受けたり、ステージ出演は高砂市のアフリカ太鼓(ジャンバ)と沖縄三線のグループが会場の雰囲気を一層盛 り上げていました。

当日夕刻には「さくらまつりの夕べ」と銘打って会場を元気村かみくげ駐車場に移し、昼間の音楽グループに 更に太鼓やオーストラリア民族笛などが数名加わり、丹波竜をイメージした太鼓と笛、それにファイヤーダンス (火を使った踊り)を披露しました。太鼓の音が山間の暗闇に響き渡り、タイマツの火が幻想的な雰囲気を作り だしていました。見学に来た男性の一人は「まるで音が地中から湧き出て、人の体を震わせ ている感じで、恐竜が遠いところから呼んでいるような錯覚にさせる、初めて体験するすばらしい音楽だった」 と感想を述べていました。

自治協議会ではこのグループと協力して「丹波竜太鼓」を開発し、夏まつりや発掘記念イベントで紹介する予定 です。

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